新感覚の韓国映画「コクソン」とは。
韓国映画に新しいスタイルが。。その映画は『コクソン』。今回はそんな”コクソン”のネタバレや解説考察をご紹介していきます!
映画内の意味深なラストの意味と感想も気になりますよね??
最後にはどんなキャスト一覧になっているのかも..楽しみにしてください!
目次
韓国映画「コクソン」の概要とあらすじは?
◎韓国映画「コクソン」の概要とあらすじから紹介しますね
作品名(邦題) | コクソン |
原題(韓国) | 곡성(哭聲) |
公開日 | 2016年5月12日(韓国) 2017年3月11日(日本) |
監督・脚本 | ナ・ホンジン |
上映時間 | 156分 |
韓国のとある村で家族を惨殺してしまう事件が連続で起こってしまう。村人たちは山の奥で暮らす謎の日本人(日本人役:國村隼)は何か知っているのではないかと噂が広まり始める。
そして殺人を犯した村人は目つきは変わり肌は湿疹だらけの人間離れした見た目に変わっていく。
村の警官ジョング(クァク・ドウォン)は、ある日、自身の娘に殺人犯たちと似たような湿疹があることに気がつく。ジョングは娘の湿疹理由を調べるために謎の日本人を調べるのであった。ここからがコクソンの深い話に…
ここからは「コクソン」のネタバレとラスト結末の考察をしてみたいと思います。
韓国映画「コクソン」のネタバレと解説(考察)は?
◎韓国映画「コクソン」のネタバレと考察です^ ^ネタバレあります。←※注意※
韓国映画「コクソン」の解説(考察)は?
まずは先にこの映画の最大のポイントは”キリスト教”というのがヒント。この映画、普通に観ていたら意味わからない..で終わります。笑
そして次なるポイントは、出てくる人々。
・謎の日本人(國村隼)
・謎の若い女 ムミョン(チョン・ウヒ)
・有名な祈祷師 イルグァン(ファン・ジョンミン)
この3人は何者なのか。ということ!
まずは、謎の日本人。すごい悪く描かれていますが、鹿の肉を食べるシーンや女性に性的暴力をするシーンは全て想像の世界なのです。神父が本当に見たのかと問いかけるシーンも謎だと言われてますが、神に近い神父には何かわかっていて確信的なものがあったんじゃないんでしょうか。
結論から言うとこの謎の日本人は、悪霊を退治する祈祷師なのではないかと思われます。そしてこの謎の日本人は復活したイエス・キリストなのではないかといわれています。
最初は謎の女が犯人だと思ってしまいました。かと思いきや、この謎の女は、、実は救世主なのです。見方によってですが謎の女→イエス・キリストなのです。
そして謎の有名な祈祷師。娘を助けたい警官ジョングは有名祈祷師に助けを求めるが、最終的にみな殺しにするために日本人ではなく、女が原因だと言い、あえて家に帰らせるのです。この祈祷師は悪魔なんだと思いました。
ここまでが考察のポイント部分になります。
韓国映画「コクソン」のネタバレは?
次に本題のネタバレです。
主人公はクァク・ドウォンが演じる家族4人で暮らす地元警察官のジョング。ある日から村で変な殺人事件が相次ぐ。幻覚性のある毒キノコを食べ、身内内での殺人事件として話は進んでいく、、
村では、山の奥で一人生活をしている日本人が怪しい。と噂が出始める。
さらにここで謎の女も出てくると警察官のジョングは警戒をし始める。
日本人に対し、村から出ていけと警告をする。が、殺人犯と同じ湿疹が出ていたジョングの娘がある日突然、何かに憑依されたように暴れ始める。有名な祈祷師を呼び、話をするとその日本人のせいだと話を出される。
なんとか娘を通常に戻すため、お祓いもするが、娘は変わらず苦しみ続けるのであった。お祓いも中止になり病院へ。苦しむ娘の姿に、父はその日本人に対して怒り、車でひき殺してしまう。日本人は死に娘は回復へ。
安心したのも束の間。有名祈祷師から“女を信じるな、家に戻れ”と言われる。そして謎の女には
『ニワトリが3回鳴くまで家に入らないで』
と言われ、有名祈祷師と謎の女に振り回される。
結局、ジョングは謎の女の言うことは聞かずに”3回鳴く前に入ってしまったため、娘に母と祖母を殺害されてしまったのだ。
そして裏ではひき殺されたはずの謎の日本人が生き返っていたのだ。
ここまでが韓国映画「コクソン」のネタバレと考察になります。1度だけじゃなく、ネタバレを見てもらった上で、更に2度、3度見てもらうとまた違う感覚を味わえるのではないかと思います!
そして韓国映画「コクソン」の感想とラストの意味を語っていきましょう!
韓国映画「コクソン」の感想とラストの意味とは?
韓国映画「コクソン」を見た私の感想となります。ラストの意味はわたしはこのように解釈しました。
まず感想ですが、1回見ただけじゃ、難しい!!!
3回観てみましたが、3回も見ると色んな考え方でこの映画を楽しめた気がしました!
ラストの意味ですが、謎の日本人の手には穴が空いてましたね。やはり復活したイエス・キリストをイメージさせる感じがしました。
映画のキャッチコピー「疑え、惑わされるな」や最後の”「自分が悪魔だと思えば悪魔に、神だと思えば神に見える」って言葉がすごく意味深いメッセージだと思いました。人によって答えは違う気はします。
ここで韓国映画「コクソン」のキャスト一覧を紹介します。
韓国映画「コクソン」のキャスト一覧は?
韓国映画「コクソン」のキャスト一覧はこちらになります。
韓国映画「コクソン」のキャスト クァクドウォン(ジョング役)
・クァクドウォン 1974年5月17日生
代表作:アシュラ、弁護人など。(写真真ん中)今回の役は警察官であり、憑依される娘の父親としてでしたが、迫力ある演技を見させてもらいました!
韓国映画「コクソン」のキャスト 國村隼(山中の謎の日本人役)
・國村隼 1955年11月16日生
代表作:アウトレイジ、半落ちなど。韓国映画に國村さんが出るってすごくないですか!!しかも役どころが、、笑。でもやはり名演技でした!国を越えてもかっこいいですね!
韓国映画「コクソン」のキャスト チョンウヒ(謎のムミョン役)
・チョンウヒ 1987年4月20日生
代表作:サニー永遠の仲間たち、ハンゴンジュ17歳の涙など。クールビューティーなウヒさんが謎の女役で出てたのはびっくりでした!コクソンでは謎の女でしたが、実際は天使ですよね!
韓国映画「コクソン」のキャスト ファン・ジョンミン(イルグァン役)
・ファンジョンミン 1970年9月1日生
代表作:ベテラン、国際市場で会いましょう等。名俳優ですよね。いつもは心温まる役や警察官などの役をやるイメージが多いのですが、今回は謎な役でした!笑。でもさすが名俳優。どんな役も憑依できるのが素晴らしい!
韓国映画「コクソン」まとめ
最後に韓国映画「コクソン」のまとめになります。
キャッチコピー「疑え、惑わされるな。」
このキャッチフレーズを頭の隅に入れながら、この映画を観ても楽しいかもしれません。
最終的には己次第なんですね。誰かにこう言われたから信じるとかではなく、自分の心が決めたもので動くべき。という良心の呵責を学ばせてくれる映画にもなってるのかもしれません。
いかがでしたか??私もまたもう一度、見て更に話を深く知りたくなりました!!皆様もぜひ楽しんで見てみてください!
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