バトルオーシャン海上決戦(韓国映画)のあらすじと感想は?キャスト一覧とパクボゴムと大谷亮平は何役?

バトルオーシャン海上決戦(韓国映画)のあらすじ

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観客動員数1760万人を記録し、歴代観客動員数1位の韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」。実際に起こった鳴梁海戦(めいりょうかいせん)をもとに、豊臣秀吉とイ・スンシンの戦いを描いています。あらすじからネタバレ、そして考察や感想を踏まえて皆様に魅力をお伝えしていきたいと思います。

キャストの中には今注目されているパク・ボゴムさんと日本人の大谷亮平さんも出演しています!どんな役どころだったのかお教えしていきます!

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韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のネタバレ(あらすじ)は?

まずはじめに韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」の概要とあらすじ(ネタバレ)をご紹介します。
簡単なあらすじを説明後、ネタバレを踏まえ説明していきます! 

最初のシーンはなんと拷問シーンから始まります。

主役となる水軍司令官イ・スンシンが王様の命に背いたという濡れ衣で拷問されています。その後降格となったイ・スンシンですが、イ・スンシンの後退後日本水軍にボロ負けしてしまい…イ・スンシンが再び復活します。

復活したイ・スンシンの前には数々の壁が立ちはだかります。イ・スンシンの戦法に理解を示さない部下が謀反をおこし、船を焼き払ってしまいます。

さらには、不安に駆られ人々は恐怖に怯えるあまり、その恐怖が周囲に伝染してしまうなど…軍紀は下がっていくばかりでした。

そして、その知らせを聞いた日本部将:豊臣秀吉が率いる水軍たちが一気に攻めてくることとなるのです。それでも逃げることをせず諦めなかったイ・スンシン。豊臣秀吉率いる水軍は330隻余りの船。迎え撃つはたったの12隻のイ・スンシン率いる水軍兵。決戦の火蓋が切られます。

イ・スンシンはどうやって330隻余りの船を倒していったのか。圧倒的に強い、水軍司令官イ・スンシン。彼の生きざま、そして戦略、人柄がよく書かれている映画となっています。

ネタバレ含んで書いていきますのでまだ見られていない方はご注意ください!


では、後半どうやって豊臣軍を倒したのか。ここを掘り下げていきたいと思います!

と!ネタバレの前にここで豊臣軍についていた来島通総(くるしま みちふさ)について少し解説します!

主にこの戦いは豊臣軍というよりも来島通総VSイ・スンシンのような感じで描かれています。来島とはとても気性が荒く、戦略家、そして海について誰よりも詳しい人物でした。豊臣秀吉の名にかけて!というよりも自分の名にかけて、イ・スンシンを倒そうとしていたのです。

そんな来島VSイ・スンシンの戦いはいかにして火蓋が切られたのか。

最初は圧倒的な船の数、海の潮の流れなどで優勢に立つのは日本でした。しかし船を動かしたりなどせずその場で戦うイ・スンシンの船。

彼には戦略があり、その場所を動かなかったのです。日本軍の船に取り囲まれ、乗り込まれながらも必死に戦う韓国軍。船に積まれた大砲などを駆使していくつものピンチを乗り越えます。来島はいてもたってもいられず、一向に来ないイ・スンシンの元に船を進めます。彼もまた、イ・スンシンの戦略に巻き込まれてしまったのです。

来島がイ・スンシンの船に近づいたその瞬間、潮の流れが急変します。イ・スンシンはこの潮の流れを待っていたのです。

実は、決戦の前夜潮の流れを見ていると突然起きるはずのない渦巻きを目にしたイ・スンシン。自然の条件がそろわなければ起きない渦巻き。その条件が今すべてそろっていることを現地住民に聞いていたのです。結果来島の船は渦巻きに飲み込まれ、ほかの船も飲み込まれていきます。来島はイ・スンシンの船に乗り込み直接対決になるのですが…あっけなく来島は首を切られてしまいます。

イ・スンシンの船もまた渦巻きに飲み込まれ誰もが「もうだめだ」と思った瞬間…現地住民たちが船を出し助け出そうと試みます。そして、救出作戦は成功するのです。

豊臣軍も圧倒的強さを誇る来島が敗戦したことに驚いたのか…あきれたのか…援軍を出さず軍を下げることに。これにより、330隻すべてと戦ったわけではありませんでしたが、勝利を収めることに成功したイ・スンシン軍だったのです。

作品名(邦題)バトルオーシャン海上決戦
原題(韓国)鳴梁(명량)
公開日韓国 2014年7月30日
日本 映画は公開せずDVD販売
監督・脚本監督 キム・ハンミン
脚本 キム・ハンミン
チョン・チョルホン
公開時間128分

韓国語ですがこちらの予告編動画をご覧ください!


では、韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」を考察を兼ねた感想を述べたいと思います。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』の考察と感想は?

韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」を考察するとともに、私の感想を述べます。

韓国で観客動員数1位をとった映画だったので期待して見ましたが…期待通りの映画でした!!

韓国の俳優さん達が日本人の役をするとき、片言ながらも日本語で演技していることに感動…!映画の中の衣装も本当に素晴らしく、圧巻の演技でございました。

豊臣秀吉側から見た韓国というのは授業で勉強したりしますが、イ・スンシンという名の韓国の有名な水軍司令官の名は出てきません。この映画を見て初めて知りました。韓国側からみた日本というのはまた違う視点があり新鮮で面白かったです。

中には反日だとうたう方もおられるようでしたが…これは1つの歴史を描いたようにしか思えません。いろんな立場から見る世界というものはそれぞれ違い、いろんな面白さがあり、そして発見があるのだと感じました。


ここで、韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャストを確認しておきますね。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト一覧は?

こちらが韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」のキャスト一覧です。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト チェ・ミンシク(イ・スンシン)

生年月日:1962年5月30日
代表作:「オールド・ボーイ」、「悪魔を見た」、「悪いやつら」等
役どころ:韓国を代表する水軍司令官。軍人らしいとても強い人格者。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト リュ・スンリョン(来島 通総)

生年月日:1970年11月29日
代表作:「7番房の奇跡」、「エクストリーム・ジョブ」、「キングダム」等
役どころ:海について詳しく、気性の荒い性格を持つ。イ・スンシンを倒したいと願う男。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト チョ・ジヌン(脇坂 安治)

生年月日:1976年3月3日
代表作:「お嬢さん」、「シグナル」、「最後まで行く」等
役どころ:豊臣秀吉軍の1人。イ・スンシンに怯えている。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト パク・ボゴム(ス・ボング)

生年月日:1993年6月16日
代表作:「雲が描いた月明かり」、「ボーイフレンド」、「君を憶えてる」等
役どころ:父を目の前で殺される。鳴梁海戦始まる前にイ・スンシンの元へ。自ら志願して戦場へ行く。

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のキャスト 大谷 亮平(ジュンサ)

生年月日:1980年10月1日
代表作:「ラブリラン」、「まんぷく」、「朝鮮ガンマン」
役どころ:日本軍兵だがイ・スンシンの武道にあこがれ朝鮮側につく。スパイ役。


ところで、この韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」には人気俳優のパクボゴムと日本俳優の大谷亮平が出演していましたが、それぞれどんな役だったのでしょうか?

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』のパクボゴムと大谷亮平は何役?

韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』に人気俳優のパクボゴムと日本俳優の大谷亮平の役について紹介します

2人ともそんなに大きい役どころではありませんでしたが、やはり人気俳優!存在感はものすごくありました。
まずパク・ボゴムさん!序盤に父を目の前で日本兵により殺されます。そしてその後イ・スンシンのもとへ帰り、自ら志願して船に乗り海上決戦へ!船を漕ぐ作業を任されるのでした。決戦になってから映ることが多くなったと思います。素朴なキャラでしたが、見事にこなされとても楽しく拝見しました!

続いては、大谷亮平さん!これもすごく難しそうなスパイ役。もとは日本兵なのですがイ・スンシンの武芸にあこがれ朝鮮側につくのです。日本軍の情報などをすべて持ち込み教えていました。中盤ぐらいに、豊臣軍にはイ・スンシンに憧れを持つ者がいると聞いている。と来島が言いますが…まさか大谷亮平さん演じるジュンサだったとは…!大物韓国人俳優の中でも輝きを放っていた大谷亮平さん!演技はすべて日本語でしたがとてもおもしろかったです!

 

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韓国映画『バトルオーシャン海上決戦』まとめ

実際にあったこの戦。鳴梁海戦。それをもとに映画化され、素晴らしい映画となりました。この映画化された戦のあとのに起きた露梁海戦(ろりょうかいせん)で鉄砲の弾丸にてイ・スンシンは死亡しています。

韓国では英雄と崇められ、韓国人ならば知らない人はいないのではないか。というほどの知名度を現在も保っています。そんなイ・スンシンを題材にした韓国映画「バトルオーシャン海上決戦」本当に多くの人に見てもらいたいと思うと共に、韓国側から見た日本というものも感じてもらいたいと思いました。

イ・スンシンは英雄ながらにしても、多くの仲間を失い、恐怖を覚え葛藤しながら生きてたに違いありません。映画内でイ・スンシンが放った言葉で「生きようとすれば必ずや死す。死を恐れぬものが生き延びる。」(必死則生、必生則死)という言葉があります。この言葉は中国から来た言葉ですが、きっと彼は呪文のように自分に言い聞かせていたのではないかと推測します。だからこそ、誰よりも強く、たくましい水軍司令官になれたのではないでしょうか。

新たな角度からの歴史を学び、新たな発見ができる映画です。日本では映画公開にはなっておりませんがDVD販売はしています。本当に面白い作品となっていますので是非ご覧ください。

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