新感染ファイナルエクスプレス(韓国映画)の結末ネタバレと考察感想は?キャスト一覧は?

新感染ファイナルエクスプレスのネタバレ

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2017年に公開された韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」。まだ日本での公開日は決まっていませんが、「新感染ファイナルエクスプレス」の4年後の世界を描いた続編『Peninsula(原題)』の映像が2020年4月に公開されています。

続編を見る前に、「新感染ファイナルエクスプレス」の結末ネタバレ、続編につながるかもしれない考察と感想をまとめました。

また、キャスト一覧もまとめましたので最後まで是非チェックしてみてくださいね。

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韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」の結末ネタバレは?

早速、韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」の結末ネタバレを含めたあらすじをご紹介しますね。

ファンドマネージャーのソ・ソグ(コン・ユ)は仕事人間で家庭を顧みず、妻と別居。一人娘のスアン(キム・スアン)と自分の母と暮らしている。スアンの誕生日にプレゼントを用意したが、準備したものは子供の日にプレゼントしたものと同じものを渡してしまうというダメな父親。スアンから、誕生日に釜山に行って母親に会いたいとお願いされ、渋々ソウル駅から釜山行きの早朝のKTX(高速鉄道)に乗り込む。

同じ列車には、ユン・サンファ(マ・ドンソク)と妊娠中の妻ソンギョン(チョン・ユミ)、高校生野球部のミン・ヨングク(チェ・ウシク)と彼に想いを寄せているキム・ジニ(アン・ソヒ)、おっとりと優しい性格の姉インギルときつめな性格の妹ジョンギルの老姉妹、高速バス会社の常務ヨンソク(キム・ウィンソン)が乗っていた。

KTX発車直前にボロボロになりながら駆け込み乗車をした一人の女性。発車直後車内で倒れ、介抱しようとした乗務員のミンジ(ウ・ドイム)に襲いかかり車内で最悪の事態が発生する。
噛みつかれたミンジは客席で覚醒し、次々と乗客を襲い始めさらなる地獄が発生していく。

スアンとともに、安全な車両に逃げ込むことができたソグ。感染者達(ゾンビ)が自力でドアを開けられない事、動くものや音に気づき襲い掛かる事に気づき、安全な車両を確保します。
車内のテレビで、政府が全国規模の暴動が発生し多数の死傷者が出ていると緊急事態宣言が出されていることを知った乗客達。ネットで情報収集すると感染者(ゾンビ)に襲われ行く動画を見て絶望が広がる。

運転士が大田駅に軍隊が集結し収束を図っていることを知り、大田駅に停車することになる。
ソグは軍の個人投資家と連絡を取り、自分と娘のスアンの便宜を図るようお願いする。大田駅に到着した列車。
しかし、ホームには人影が全くない。乗客達は中央広場に向かう中、ソグはスアンを連れて別の出口に向かう。
そんなソグに「パパは自分のことしか考えない」と批判する。
出口に向かった乗客達を待っていたのは、感染した軍人達。次々と襲われ犠牲になる。
命からがら列車に乗った生存者達ははぐれてしまい、3つの車両に分かれてしまう。

列車は釜山に向け発車する。サンファとソグ、ジニの3人は4つ先の車両に妻と娘が逃げていたことを知り、それぞれの大切な人を守るために感染者(ゾンビ)のいる車両を突破しようと力を合わせる。

どうにか合流できた一同。生存者が集まる先の車両を目指す。
しかし、自分の身の安全が第一のヨンソクにより「ソグ達も感染しているかもしれない」と乗客達を同調させ車両のドアを固く閉める。

サンファが体を張ってゾンビ達を食い止め、ソグ達は何とか車両に入ることができた。ここでサンファと老姉妹の姉インギルはゾンビの犠牲になってしまう。

車両に入ることはできたが、感染を恐れるヨンソク達により連結部に隔離されるソグ達。その時、姉を失った悲しみと後悔から車両のドアを開けてしまう老姉妹のジョンギル。生存者達は次々と犠牲になり、隔離されていたソグ達は生き延びることができた。

列車は釜山に到着する前に線路が列車とコンテナによりふさがれていた為に停車。生存達は代わりになるディーゼル機関車を見つけるが、ゾンビに襲われる。ヨンソクがジニをゾンビの盾代わりにしたことでジニが犠牲になり、悲しみからそばを離れられなかったヨングクもジニに噛まれ犠牲になる。

人を犠牲にして助かったヨンソクは機関車の運転士を犠牲にしても乗り込む。ソグ達もゾンビに襲われながらも同じ機関車に乗り込んだが、機関車の運転室にいたのは感染したヨンソク。ソグは、ヨンソクを何とか退治するが途中で噛まれてしまう。スアンをソンギョンに託し、涙ながらスアンに別れを告げる。ソグは、ゾンビとなる前に自ら機関車から飛び降りていく。

スアンとソンギョンが着いた先は、バリケードが張られ厳重に監視されていた。2人は暗いトンネルを進み監視していた兵士に射殺されそうになるが、スアンの歌を兵士が聞いたことで救助され、無事に釜山にたどり着いた。

作品名新感染ファイナルエクスプレス(韓国:釜山行부산행)
公開日2017年9月(韓国:2016年7月)
製作国韓国
監督ヨン・サンホ
脚本パク・ジュスク
ジョースーク・パーク

さて、続いて、韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」の感想と考察はというと・・・

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」の考察と感想は?

私は韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」を見て、こんな感想と考察してみました。

タイトルの「新感染ファイナルエクスプレス」ですが、そもそも韓国の原題は「釜山行」で、邦題はどうやら
日本の【新幹線】韓国だとKTXと【新感染】をかけたことにあるようです。少しおやじギャグみたいですよね。

ゾンビ映画の中でも、この映画の舞台はKTXの列車内が主な舞台となるのでストーリーのスピード感も早いです。手に汗握る展開が次々と起こるので、飽きることなくあっという間に終わってしまうというのが私の感想です。

仕事人間で家庭を顧みず利己主義で他人の事など考えないソグが、助け合いながら逃げることで最後には自分を犠牲にしてでも誰かを守る成長は現代社会へのメッセージとも受け取れました。
そして、ゾンビが怖いのももちろんですが一番怖さを感じるのはとっさにとる人間の本性だと感じました。

続編「PENINSULA」(半島)では国家機能が止まり荒廃した韓国で、生存者達が再び死闘を繰り広げ韓国から脱出しようとするストーリー。予告編では、「新感染ファイナルエクスプレス」とは違い、銃を手に持ち荒れた韓国の町をゆっくりと進むとその先にはゾンビの集団が。。そこからは、ゾンビとの闘いやカーチェイスのようなシーンも出ているので、アクションシーンに大きな期待ができそうです。

ここで、韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャストを一覧で確認しておきますね。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト一覧は?

こちらが韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト一覧です。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト コン・ユ(ソ・ソグ役)

ソグは家庭を顧みない仕事第一人間。自分と娘だけ助かればいいと行動していたが、徐々に仲間を思いやる行動が増え最後まで娘を守り抜く。

コン・ユ  1979年7月10日生まれ。  184㎝。
KBSドラマ「学校4」でデビュー。2007年ドラマ「コーヒープリンス1号店」で優秀賞を受賞。一躍スター俳優になります。2016年ドラマ「トッケビ」では韓国ドラマ史に残る名作になる。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト キム・スアン(スアン役)

公式サイトより

お母さんと離れ離れになり、父親も仕事ばかりで表情を表に出さずいるスアン。父親とは違い思いやりがあり、ほかの乗客達とも交流をしていく。 

キム・スアン(スアン役)  2006年生まれ。
2011年に映画デビュー。映画「かくれんぼ」、「コインロッカーの女」「造られた殺人」等多数の映画やドラマに出演。2020年7月に韓国で公開の映画「軍艦島」にも出演。新作の『Peninsula(原題)』の予告にも登場しています。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト チョン・ユミ(ソギョン役)

https://www.instagram.com/p/B5PRi7iFXGW/

サンファの妻で妊婦。臨月の身体でゾンビから逃げる姿は、とてもハラハラする。スアンと釜山に抜けるトンネルでは陣痛がきたのか痛みに耐えながら歩いていく。

チョン・ユミ(ソギョン役) 1983年生まれ。163㎝。
2003年映画「愛する少女」でデビュー。映画「親知らず」で注目を集める。映画「トガニ 幼き瞳の告発」「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」等多数出演。2020年10月に日本で公開予定の「82年生まれ、キムジヨン」に出演。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト マ・ドンソク(サンファ役)

ソギョンの夫。無愛想で怖そうにみえるが、ソギョンを大切にしている姿がとてもかっこいい。ゾンビに噛まれ最後に子供の名前を「名前はソヨンだ、いいな?」と伝える。

マ・ドンソク(サンファ) 1971年3月1日生まれ。 178㎝。
韓国系アメリカ人。1994年アメリカでミュージカル俳優としてデビュー。2002年韓国映画「天軍」で本格的俳優デビューをする。映画「悪いやつら」「新しき世界」「神と共に 第二章;因と縁」ドラマ「センス8」「TONG~メモリーズ~」等多数出演。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト チェ・ウシク(ヨンググ役)

高校生野球チームで試合の為に釜山に向かっていた。ジニに好意を持たれているのに素直になれない青年。バットを武器にゾンビに立ち向かう。最後ジニを抱きしめて犠牲になってしまう。

チェ・ウシク(ヨンググ役)  1990年3月26日生まれ。  181㎝。
2011年「チャペクー相棒ー」で俳優デビュー。映画「巨人」ドラマ「ホグの愛」で初主演。2019年「パラサイト 半地下の家族」でギテクの息子ギウ役の出演をしている。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト アン・ソヒ(ジニ役)

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ジニはヨンググに思いを寄せる明るくはっきりした性格の女子高生。チームの応援の為釜山行きの列車に乗り込む。

アン・ソヒ(ジニ役)  1992年6月27日生まれ。 165㎝。
2007年 Wonder Girls「irony」でデビュー。「国民の妹」と呼ばれ人気になる。2015年にグループを脱退。ドラマ「あの方がいらっしゃる」映画「お熱いのがお好き」「シングルライダー」等」出演。

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」のキャスト キム・ウィソン(ヨンソク)

高速バス会社の常務。自分の安全が一番で、他人をゾンビの犠牲にして身を守る。最後にゾンビになる瞬間「お母さんに会いたい。家に帰りたい。」と家族への思いを口にする。

キム・ウィンソン(ヨンソク役)  1965年12月17日生まれ。 175㎝。
1991年「雨上がりの午後が好きですか」でデビュー。35歳から10年間は俳優を休業。ドラマ「ミスター・サンシャイン」「アルハンブラ宮殿の思い出」「アスダル年代記」映画「20歳」「ザ・キング」「ゴールデンスランバー」等多数出演。

 

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韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」まとめ

韓国映画「新感染ファイナルエクスプレス」はゾンビ映画ではありますが、家族愛や友情、愛情を感じることができ思わず涙する場面もあります。なかなか映画を観ることができない人でも、スピード感であっという間に見終われるかと思います。
続編の予告も出たので、もう一度見直すのもいいですよね。

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