帝王の娘スベクヒャンの1話のあらすじと最終回ラストネタバレは?感想とキャスト一覧は?

帝王の娘スベクヒャン(韓国ドラマ)のあらすじ

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6世紀の百済を舞台に、男女4人が繰り広げられる切ない愛憎劇。韓国ドラマ『帝王の娘スベクヒャン』は見ごたえのある壮大な大型ロマンス時代劇です。

1話からどんどん展開が進み、長期ドラマにも関わらず飽きさせない名作です。また、ラストは思いも寄らない結末が待っていました。

今回は、『帝王の娘スベクヒャン』のあらすじと最終回ネタバレを紹介します。また全話完走した私自身の感想とこのドラマのキャストを一覧でお伝えしますね。

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韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の1話のあらすじは?

早速、韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の概要と1話のあらすじから紹介しますね

作品名(邦題)帝王の娘スベクヒャン
原題(韓国)제왕의 딸, 수백향
韓国放送日2013年9月30日〜2014年3月14日
韓国放送局MBC
話数韓国108話 日本72話

最初に『帝王の娘スベクヒャン』は韓国で約半年に渡って放送されていた長編ドラマです。
分かりやすいように大まかな概要を説明します。

舞台は朝鮮王朝より以前、6世紀の三国時代の1つである百済(ペクチェ)です。第25代武寧王の娘スベクヒャンに「百済を守る花=スベクヒャン」の名を与えて、スベクヒャンは国を守る花、と百済の人々から称えられていました。王女の座を巡り、本物のスベクヒャン(ソルラン)と執念までに王女の座を欲する異父妹のソルヒが繰り広げる愛憎渦巻く、そして悲しい物語です。

また、武寧王の息子チンム公は幼い頃に前国王の息子ミョンノン太子と入れ替えられて、そのことを知らないチンム公は自分にきつく当たる武寧王を憎んでいます。太子も自分の出生は知らず、武寧王の息子として育ちます。太子はソルランに次第に惹かれていきますし、チンム公もソルヒに同情しますが次第にソルヒの陰謀に巻き込まれていきます。

1話のあらすじでは、剣を突き出し、憎しみを込めて叫ぶソルラン(ソヒョンジン)。その矛先には妹ソルヒ(ソウ)が居ました。ソルヒは返り血を浴びていて、足元にはチンム公(チョンテス)が血だまりの上に倒れ込んでいます。

「お前を切り、共に地獄へ行くわ!」

恐ろしい言葉を投げかけるソルラン。しかし、ソルヒの目は見開いて常軌を逸している様子。大事に植木鉢の植物の葉を撫でています。この植物は外では育たない、温室の日の当たるところでないと花は咲かずに枯れてしまう、まるで私ソルヒのようにと。

※冒頭の内容はラストへと繋がる重要なシーンとなります

時はさかのぼって、母チェファはお腹にいる子供(後にソルラン)を愛おしく想い、妹のように可愛がっている侍女マックムと幸せに暮らしていました。お腹の父親はユン(後の武寧王)ですが、打ち明けておらず、ユンが戦地から戻ったら結婚したいと願っていました。言葉が話せないクチョン(後にソルヒの父)もチェファの家で家来として働いていました。チェファの大らかな優しさに好意を持っています。

第24代東城(トンソン)王の従兄弟であるユン(後の武寧王)は最高位の官職である左平(チャピョン)として戦場に何度も送られ、戦いに明け暮れていました。また、チェファの父ペク・カは自分を敵地の境界線に追いやろうとする東城王に恨みを募らせていきます。

そんな時、ユンは北魏との戦に勝利して帰還します。東城王はユンの戦勝を称え家宝の剣を与えます。しかし、東城王はユンを再び戦場へ向かわせようとします。戦地から戻ったと知らせを受けたチェファはユンと再会して熱いキス。お互いを確かめ合うのでした。

一方、東城王は狩りをするために加林城を訪れますが、物語を決定づける大事件が待っているのです。

※チェファが妊娠している事は侍女のマックムだけが知っています。マックムは結末を左右する一人として後半に再登場します。

さて、そんな展開の1話からはじまった韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」ですが、最終回のラスト結末はどのようになったのでしょうか?

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の最終回ラスト結末のネタバレは?

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の最終回はこんなラスト結末が待っていました。ネタバレありますので、未見の方は注意してくださいね。

物語の前半では、再会したユンとチェファ、ユンは子供が出来て、娘だったら「百済を守る花という意味のスベクヒャンと名付けよう」と約束します。ユンとチェファの関係を知った父ペク・カは、東城王が居なくなれば自分の娘が王妃になると企みます。ペク・カの陰謀により東城王は暗殺され、それを知ったユンはペク・カを自害に追いやります。

ユンは第25代武寧王となり、チェファは命を落としたと知らされます。お腹の子供の存在も知らされないまま…火をつけ燃やされた屋敷の中にいたチェファは、家来のクチョンに助けられ伽耶へと逃げます。そこで女の子を出産してユンと約束したスベクヒャンではなく、ソルランと名付けます。しばらくして、チェファとクチョンの間に妹ソルヒが生まれます。

武寧王(ユン)は東城王の最後に「息子を守って欲しい」との遺言に従って、自分の息子チンムと東城王の息子ミョンノンを入れ替えて、ミョンノンを太子として側に置いて守り、王位に就かせようとするのでした。

そして、物語の中盤では、武寧王を狙っていたチンム公の陰謀によりチェファは命を晒され両目を失います。最後にソルランへ武寧王の娘であることを伝えますが、ソルランだと思っていたのは実は異父妹のソルヒでした。そのままソルヒに「百済を守る花スベクヒャン」のことを話し亡くなります。

豪華絢爛な王女に成りすまそうと企んだソルヒは、ユンとチェファの間でしか知り得ない「スベクヒャン」の名前を武寧王に伝え、王女スベクヒャンの座に就きます。ソルランは妹ソルヒを探す手がかりになるとして諜報団に入り厳しい訓練に耐えて、やがて認められていきます。ミョンノン太子は普通の女性にはない魅力を持っているソルランに惹かれていきます。

武寧王を憎み、孤独を抱えていたチンム公はソルヒが自分と似ていると思い、やがて惹かれていきます。ソルヒは豪華な王女スベクヒャンになった事で酔いしれ、本物の王女になろうと努力をしますが、何も知らず妹ソルヒを探しに諜報団に入ったソルラン(スベクヒャン)に気がつき混乱していきます。そして自分の正体が晒されることを恐れて、ソルランを殺そうと企てます。

様々な困難を乗り越えていくうちに、ソルランとミョンノン太子はお互い惹かれ恋に落ちます。その中で、自分がスベクヒャンだと気がつきますが、武寧王の娘スベクヒャンだと言うことはミョンノン太子と兄妹だったとショックを受けます。ソルランはミョンノン太子は入れ替わっていて、血が繋がっていないとは知りません。

ソルランが正体をあかせない事情を知ったソルヒは、このままソルランを毒殺しようとしますが失敗します。チンム公も実の妹ソルランに他人と思えない感情を抱きます。お互い兄妹だとは知らずに、でも家族愛に近い感情を持ちます。

ソルヒはあの手この手でソルランを苦しめますが、いつか正体がバレて庶民に戻ることを拒絶するように物語が進むにつれて常軌を逸してきます。そして自分の父クチョンを死なせてしまいます。クチョンはソルヒとソルランを探していて、チンム公に恩を感じて、チンム公もクチョンを慕っていました。

義父クチョンが殺害されたことを知ったソルランは怒り犯人を探すことを心に決めます。ミョンノン太子が自分の元を去ったソルランに失望します。そして、チンム公が母チェファを殺害したこと、陰謀の正体が明るみになります。

武寧王に偽物のスベクヒャンだと正体を明かされたソルヒは持っていた毒を服用して倒れます。高熱の後、今までの記憶を失い、子供の様になってしまいました。処罰は軽くなりましたが、時折スベクヒャンだった頃の記憶が蘇り王女として振る舞ったりと、おかしくなっていきます。

そして、1話冒頭のシーンである、ソルヒは植物を愛でているとチンム公が現れて一緒に外の世界へ行こうと言われます。チンム公はソルヒが偽のスベクヒャンだと知っていたと語ります。しかしソルヒはもう正気ではなく、剣でチンム公を刺し、何もなかったかのように植物の手入れを始めました。

ソルランが現れて、チンム公を刺した剣をとりソルヒと共に死のうと決意します。チンム公が刺されたと聞き、武寧王が駆けつけて自分の血をチンム公に捧げようと、息子を思う父親の姿を見せたのでした。

そして最終回では、武寧王が危篤となり、最後はチンム公と心を通わせることができ息を引き取ります。そして、ミョンノン太子は王の座につきました。このタイミングでミョンノン太子はソルランがスベクヒャンだと知らされるのでした。自分の元を去った訳が分かり、ソルランへの愛情の深さも。

変わって、ソルヒとソルランは百済の民として暮らしていました。ソルランは自分がスベクヒャンだと認めると、ミョンノン太子とは血が繋がらなくても兄妹となってしまい、そして自分の太子としての地位を捨てると考えてミョンノン太子から去ったのです。

ソルランとソルヒの元へチンム公が訪ねてきます。ソルヒはチンム公の記憶なく、天真爛漫に振る舞い自分の名前を伝えるのでした。

そして、今まで咲くことのなかった守百香(スベクヒャン)の花が咲きました。花びらが舞う中、ソルランの前にはミョンノンが立っていたのです。


以上が、韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のネタバレです。面白いので、ぜひ見てみてくださいね。

それではここからは韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の私の感想をお伝えしますね。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」の感想は?(続編2あり!?)

こちらが韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」を見た私の感想となります。

物語は長かったようで、短くもなかった(笑)ですがここまでの内容は長編でないと味わえません!

ソルランは家族思いで人懐っこい女の子だったのですが、諜報団に入り王宮へ上がっていくにつれて女性らしさ気品が出てくる過程を長期で見ることができました。次第にソルランに感情移入していき、一緒に悲しみ、喜びを味わうことができました。最後は好きな人に会えて本当によかったです。

ソルヒは悪役ですが、徐々に常軌を逸していく様は恐ろしく、妖艶な美しさもあって引き込まれていきます。チンム公も大変な罪を犯していきますが、ふたりとも、ここまでしてなったのは誰のせいなのかと、長編ストーリーのおかげで同情と複雑な気持ちにもなりました。

そして、続編2があるのかというと、2014年に最終回を迎えて現在まではないようです。最終回はソルランの前にミョンノンが立っていて終わったのでもう少しだけ続きがあればよかったと思いました。波乱万丈だったソルランに続きの物語があると過酷なのかなとも思い、二人の甘い会話は想像しちゃいましょう!

ここで、韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト一覧を紹介しますね。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト一覧は?

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト一覧はこちらになります。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト 
ソ・ヒョンジン(ソルラン/スベクヒャン役)

武寧王と母チェファとの悲恋の末に生まれたスベクヒャン。自分は王女スベクヒャンとは知らずに伽耶村のソルランとして妹ソルヒを純粋に可愛がっていました。行方不明になったソルヒを探すために百済の諜報団の一員となり、次第に王宮を掌握していきます。

ソ・ヒョンジン
85年2月27日生まれ。歌手グループM.I.L.Kの元メンバーです。女優へ転身し、2006年「ファン・ジニ」に出演して本格的に演技を始めました。その後数々のヒット作品に出演されていて、演技派女優として成長しました。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト ソウ(ソルヒ役)

ソルランの異父妹で絶世の美貌を持つ。ソルヒに心を奪われる村男が多かったが、生まれた環境を悲観する日々を過ごすうちに、死に間際の母から百済の花スベクヒャンの話を聞いてしまいます。次第に自分が王女スベクヒャンに成り代わろうと王宮へ向かうのでした。

ソウ 85年7月7日生まれ。155cm。
2007年に「My Son〜あふれる想い〜」でデビュー。三姉妹の末っ子で、BTS(防弾少年団)のファンだそうです。2008年の映画「ミスにんじん」では、第11回ディレクターズ・カット・アワード演技新人賞など受賞しました。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト チョ・ヒョンジェ(ミョンノン太子役)

前国王である東城王の息子であるが、幼少の頃にチンム公と入れ替えられ武寧王の息子として育つ。時には冷酷な一面も持つが、王宮の部下から慕われ、民には寛大な帝王の逸材を持っている。
完璧な太子なのに、好きなソルランの事になると冷静さを失ったり、慌てたりと可愛い一面があります。

チョ・ヒョンジェ 80年5月9日生まれ。180cm。
99年にドラマ「カイト」でデビュー。2004年に日韓合作ドラマ「STAR’S ECHO~あなたに逢いたくて~」に出演し話題になりました。2018年には一般女性と結婚されました。

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」のキャスト 
チョン・テス(チンム役)

武寧王の息子であるが、東城王の遺言『息子チンムを守って欲しい』の言葉に従った武寧王によって、幼い頃にミョンノン太子と入れ替えられ育つ。

チンムは本当は武寧王の息子だという事を知らないのですが、代々国王の写し絵を見て「東城王に自分は似ていない…」と少しずつ考え始めます。武寧王から冷たく当たられたりして憎んでいるのですが、愛情を感じると素直に喜ぶところがとても切ないです。

チョン・テス 84年3月2日生まれ。180cm。
姉が3人いて、2番目の姉が女優ハジウォン。兵役後の2007年にTwo SomeのMV「お元気ですか?」でデビュー。2010年にヒットドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演して悪役にハマり脚光を浴びました。ドラマでは「帝王の娘スベクヒャン」を最後に、2018年に逝去されています。

 

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韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」まとめ

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」をお伝えしました。

スベクヒャンと知らずに育ったソルラン、スベクヒャンになりたかったソルヒ、入れ替えて育った王の息子チンムとミョンノン太子はそれぞれ立場が複雑ですが、スベクヒャンの座をめぐりさらに複雑に絡んでいく切ない愛とロマンスの大型長編時代劇です。家族史の愛もあり、必ず心に残る作品でしょう。

人間関係の苦悩や悲しみも細やかに描かれていて、ソルランとミョンノン太子の美しい愛はよく作り込まれています。お伝えしきれなかった、沢山の関わる人物も長編なので細かな背景があります。

長編ですが2014年に最終回を迎えてから名作と評判です。
是非、ご視聴される際の参考にしてみてください。

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