韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話あらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。
男たちに捕まったホンシム(ナムジヒョン)を助けに向かうウォンドゥク(ドギョンス)。剣を持っている男たちに対してウォンドゥクは何も持たない丸腰です。「あなたじゃ太刀打ちできない、早く逃げて!」と叫ぶホンシムにウォンドゥクは…。
また「100日の郎君様」のドラマに花を添えるOST(主題歌・挿入歌)の一覧まとめをお伝えします。
目次
100日の郎君様の各話のネタバレは以下からご覧ください。
韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話のあらすじ(ネタバレ)は?
ではまず、韓国ドラマ「100日の郎君様」の概要と7話のあらすじ(ネタバレ)を紹介しますね。
作品名(邦題) | 100日の郎君様 |
原題(韓国) | 100日の郎君様 백일의 낭군님 |
韓国放送日 | 2018年9月10日〜2018年10月30日 |
韓国放送局 | tvN |
話数 | 全16話 |
では、韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話はというと・・・
刺客ムヨン(キムジェヨン )がホンシム(ナムジヒョン)の家を見ています。視線の先には庭先でホンシムの義父ヨン氏がメチャクチャにされた家先で座り込んでいます。そこへ近所のクドルが慌ててホンシムが男たちに連れて行かれたと伝えて義父ヨン氏を連れ出します。ムヨンは妹のホンシムの身を案じます。
ウォンドゥク(ドギョンス)は馬で駆け出して捕まっているホンシム(ナムジヒョン )の元に到着します。男たちはホンシムを引っ叩きます。「あなたじゃ、太刀打ちでき相手じゃない!早く逃げて!」叫ぶホンシムですが、ウォンドゥクは怒っている様子です。
剣を持っている男たちに対して丸腰のウォンドゥク。ウォンドゥクは周りを見回して枝を折ります。
「これはクロツリバナでムチによく使われる、痛いから悪党にちょうど良い」
淡々と説明するウォンドゥクにホンシムは呆れて、男たちは笑って馬鹿にしています。
剣を持った男たちはウォンドゥクに襲い掛かりますが、枝1本持ったウォンドゥクが華麗な武術によって男たちを制圧してしまいます。しかし、剣を向けられた時、過去の記憶が一瞬蘇り腕を負傷します。
縛られていた縄をほどいたホンシムの助けがあって、ウォンドゥクは男たちを撃退します。
腕から流血しているウォンドゥクを手当てしようと、ホンシムはチマ(スカート)の裾をちぎろうとしますが「少ないチマを破いたら着る服がなくなるぞ」と静止するウォンドゥク。構わないと手当てするホンシムの髪を優しく撫でます。
ホンシムに人の目がある市場の宿へ行くように告げると、ウォンドゥクは男たちの逃げた道へ走り出しました。
ホンシムの元に村の人たちが駆けつけます。義父ヨン氏とクドルもホンシムが無事で安心します。あとをつけて来ていた兄ムヨンもホンシムの姿を見てホッとするのでした。
宮殿では、漢城府の役人チョン・ジュユン(キムソノ)が王妃パク氏の女官と共に拷問を受けています。目の前には左相キム・チャオンが指示を出しています。
世子イ・ユルの密書の謎を解くために密かに世子嬪の屋敷に忍び込んでいたチョン・ジュユンでしたが、王妃パク氏の命令で女官は呪符を回収するために忍び込んでいました。チョン・ジュユンは女官と一緒に見つかってしまい呪符を回収しに忍び込んだとして同じ罪に問われてしまいます。
チョン・ジュユンは汚名を返上するため、誰にも見つかられなかった呪符を知恵を出して探し当てました。しかし、左相キム・チャオンに「自作自演だ」と捕まってしまいます。チョン・ジュユンは世子様から密書を受けて捜査していたことを打ち明けて、何とか切り抜けることができました。左相キム・チャオンも密書が存在したら自分の身が危ないと感じて、チョン・ジュユンを警戒します。
ウォンドゥクは男たちの後をつけていくと、パク令監の屋敷へ入っていくのを確認します。すべてはパク令監が企てた悪事だったのです。
男たちの一人は震えながら「ウォンドゥクはただ者ではなく、命を取られるところだった」言い、貰っていた礼金を置いて去ります。それを聞いたパク令監と県監は「大バカのウォンドゥクがまさか?!」と驚くのでしたが次の作戦を企てるのでした。
ウォンドゥクが武芸に優れていたとは知らない村の友と義父ヨン氏は「ウォンドゥクは逃げたひきょう者だ」と酒を飲んでいました。しかし、ホンシムはウォンドゥクは一体何者なのかと不審がっているようです。
ホンシムはウォンドゥクを心配して通りに出て見まわします。そこへウォンドゥクが現れました。
ウォンドゥク「날 마중 나온 것이냐?」(私を迎えに?)
ホンシム「어디 갔다가 이제 오는겨?」(遅いじゃない)
ウォンドゥク「걱정을 많이 했나 보구나」(心配したようだな)
ウォンドゥクはホンシムを優しく見つめています。ホンシムも素直になれず、でもウォンドゥクを心配しています。
宿の部屋でウォンドゥクとホンシムは一つの布団で横になっています。
ウォンドゥクはホンシムの肩に手を乗せます。「きゃ!」とびっくりするホンシムに、ささやきます。
ウォンドゥク「다친 팔이 욱신욱신하여 잠시 올려 두어야겠다.가만히 있거라…왜? 잠이 오질 않느냐?」
(怪我をした腕が痛むから上げていたい。動かずじっとしていろ。どうした、眠れないのか?)
ホンシムは甘えているウォンドゥクに少し驚いて「眠くてたまらないわ!」と慌てて目をつむります。
ウォンドゥクは熟睡した横でホンシムは起き上がり、義父ヨン氏の寝室に行きますがいません。起き上がった男の人を見てホンシムは驚きます。
ホンシムの兄ムヨンは幼い日を思い出します。
左相キム・チャオンによって謀反の罪を被せられて殺された父。幼い妹ユン・イソ(ホンシム)と兄ユン・ソクハ(ムヨン)は追手から逃げています。
もう逃げられないピンチの時、ユン・ソクハ(ムヨン)は妹を落ち葉に隠して駆け出します。左相キム・チャオンの娘キム・ソヘに刃を当て人質として歯向いますが、左相キム・チャオンの圧倒的な剣さばきに窮地に立たされます。このまま死を願うソクハでしたが、キムチャオンが妹の死体が出るまで探すと脅します。
妹ユン・イソ(ホンシム)を助ける代わりに兄ソクハは左相キム・チャオンの刺客ムヨンとして生きる決心をしたのでした。
世子イ・ユルを見つけ出し殺害することが最後の仕事だと決心します。暗殺の仕事を最後にして、妹を迎えに行くと強く心に誓うムヨンでした。
そこへ、ソンジュヒョン村にウォンドゥクと似た男がいると知らせが入ります。
早朝、パク令監と県監が一緒にウォンドゥクを袋たたきに出来ないかと話し合っているところへ、矢文が打ち込まれます。文の内容はウォンドゥクがパク令監のところで読んだ詩でした。「ちょうどいい、ウォンドゥクを捕らえよ」とパク令監が命令します。
ウォンドゥクは荒れ果てた家に戻り、薪に隠してあった本を探しますが無くなっていました。
そこへ、兵士たちがウォンドゥク を捉えようと追いかけて来ます。ウォンドゥク は逃げる途中、村の少年モックを捕まえて、「市場に居る鼻が大きくて目が優しい男を連れて来てくれ」と頼みます。
ウォンドゥク は捕まり、矢文を射た罪に問われてパク令監と県監の前で膝をつかされます。そこにホンシムと村人たちが助けに駆けつけます。パク令監は「もうだまされないぞ!ウォンドゥク は詩を詠み、武芸に長けてる」と言いますがウォンドゥク は「それを知っていることはすべてパク令監の差し向けだな」と言い返し、逆上させてしまいます。
パク令監は剣をホンシムに突き立て、ウォンドゥク に的向かって弓を引いて矢を射るよう命じます。「矢文を射た腕前ならできるはずだ」パク令監は言いますが「記憶喪失だから矢を知らない」と言い返すウォンドゥク に「それでも弓を射るしかないのだ」と強要されます。
ウォンドゥク は弓を引きますが、的ではなくホンシムに剣を突き立てているパク令監に矢を向けます。その瞬間記憶喪失前の襲撃された場面がよみがえり、弓を離してしまいます。矢がパク令監とホンシムの間をすり抜けて石垣に刺さります。
県監が怒り、ウォンドゥク の首を切ろうと剣を振り上げたその時、暗行御史(アメンオサ)たちが門を突き破り乱入して来ました。ホンシムはこの時を待っていたようです。
※暗行御史(アメンオサ)とは、朝鮮王朝時代に地方官僚たちの不正の監視と民心の調査のために王が派遣した特使のことです。
県監は3年分の出納を不正した罪で捕まります。
騒ぎからホンシムを連れ出したウォンドゥク は「大丈夫か?すまなかった」と謝り抱きしめます。
ウォンドゥク は、暗行御史に会います。矢文を射たのも暗行御史でした。ウォンドゥク が市場で手に入れた本は悪事が記された出納帳だったのですが、隠し場所に無かったのにどうやって暗行御史へ渡ったのかと聞くと、「ホンシムから渡された」と答えます。
ホンシムに教養があることに気が付いたウォンドゥク は不審に感じます。
宮殿では、世子と世子嬪を呪符で呪った罪で王妃パク氏と息子ソウォン大君を廃位させようと、民衆が動いて大騒ぎになっていました。ソウォン大君は国王イ・ホに「左相キム・チャオンがすべて企てた」と今まで不審だった出来事を訴えます。聞き入れた国王イ・ホは何とかしようとしますが、左相キム・チャオンから「世子嬪が懐妊しました。おめでとうございます」とまたもや何も手を打てず一本取られてしまいます。
麦畑でホンシムを待つウォンドゥク 。市場でホンシムのために靴を買って大事に持っています。
市場でウォンドゥク を見つけた刺客ムヨンは弓を引いてウォンドゥク を狙います。そこへホンシムが現れてウォンドゥク の前に立っています。
ここで7話は終わります。
韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話の感想は?
韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話の感想になります。
ウォンドゥクとホンシムがパク令監に殺されるギリギりのところで暗行御史に助けられるエピソードですが、悪行が記された出納帳はウォンドゥクが市場で購入していた本だったのは驚きました。ホンシムにお金を使って怒られていたのが前話だったので、6話からの伏線が消化されてスッキリでした。
郎君のウォンドゥクが「オーホ!」の掛け声でホンシムと言い合いしていたのに、いつの間にかそれが無いことに気がつきました。ホンシムを想って微笑んでいます。笑っています。これは、もう恋ですよね。ホンシムは初恋のあの子だよ!と画面越しから教えたい心境です…。
みんな幸せになって!と願う一方で左相キムチャオンが恐ろしすぎます。私自身、黒幕で悪役、そして渋い韓国俳優さんが大好きなので、キムチャオン役チョソンハさんも気になってきています。
ここで、韓国ドラマ「100日の郎君様」の主題歌って誰が歌っているの?と気になっている方もいると思いますので、主題歌と挿入歌のOST(Original Sound Track)を一覧でご紹介します。
韓国ドラマ「100日の郎君様」の主題歌と挿入歌のOST一覧まとめ
韓国ドラマ「100日の郎君様」の主題歌と挿入歌のOST一覧でまとめてみました。
- 벚꽃연가(桜恋歌) CHEN/チェン(EXO)
世子イ・ユル/ウォンドゥクを演じているドギョンス(D.O.)と同じEXOメインボーカルのチェン。
ソロで歌う主題歌は甘いバラードがドラマにぴったりです。
他にも韓国ドラマ「麗-花萌ゆる8人の皇子たち」のOST「for you」をEXOのチェン、ベッキョン、シウミンの3人で切なく歌い上げていて、こちらも私のおすすめです。
2. 지워져(消して) GUMMY
GUMMYは日本でもデビューをしていて、韓国では「ドラマOSTの女王」と言われるほど歌唱力が定評です。
理由は、「太陽の末裔」OSTYou Are My Everything、「雲が描いた月あかり」「主君の太陽」など数々の大人気ドラマに参加していて、切ない恋の歌がドラマにぴったりと評価されています。
「100日の郎君様」の「消して」では高音の部分が切なく、歌詞がドラマの内容と合っています。
3. 이사랑을(この愛を) 진영/Jinyoung of B1A4(ジニョン)
4. 기억할테니까(覚えているから) 네이브로 (NeighBro.)
韓国男性ボーカルグループNeighBro(ネイブロ)が歌う「覚えている」。歌詞から、ウォンドゥクとホンシムの今の状況を情緒的に描いている曲だと思います。悲しみの方が強く、サビでは感情がこもっていて胸が熱くなります。
우리 다시 볼 수 없을지도 몰라(僕たちは二度と会えないかもしれない)
우린 마주칠 수 없을지도 몰라(僕たちは偶然会うこともできないかもしれない)
넌 기억에서 이런 날 지워줘(あなたの記憶からこんな僕のことなど消して)
난 더 선명하게 널 기억할테니까 말야(僕はより鮮明に、あなたの事を覚えているから)
サビの部分を抜粋しました。何とも悲しく切ない曲ですね。
「100日の郎君様」のOSTは全体的にバラード曲です。お気に入りの曲を見つけて、ドラマの世界観に浸るのもおすすめです。
100日の郎君様の各話のネタバレは以下からご覧ください。
韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話まとめ
韓国ドラマ「100日の郎君様」の7話をまとめですが…
刺客ムヨンの悲しい過去が分かり、ムヨンを待っている妹ホンシムの為にウォンドゥク の命をなんとしてでも狙います。
ウォンドゥク も枝一本の華麗な武術が素晴らしかったですね。しかし、ホンシムも不審に思い少しづつウォンドゥク の記憶前が明かされいます。
麦畑で会うウォンドゥク とホンシムの後ろに弓を引くムヨンの構図は、胸が引き裂かれそうになります。
次回はどうなるのでしょうか。
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